琉球泡盛

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琉球泡盛

沖縄の泡盛は、日本最古の蒸留酒としての歴史があります。
タイ米と沖縄原産の黒麹を使って造る独自の製造法は、沖縄の気候風土に合っています。
伝統の製法を守り続けていますが、飲み方としては、水割りやロックやカクテルなど、様々なものがあり楽しめます。

沖縄はかつて、琉球王国として栄え、古くから海上交易が盛んであり、中国や東南アジア、日本の文化を取り入れた独自の文化を生み出してきました。
その中の一つである泡盛は、シャム(タイ)から伝わったとされている蒸留技術から誕生。
本格焼酎の起源とされていて、日本最古の蒸留酒です。
現在では、600年以上に渡り、その技術を継承しています。

本格焼酎は通常、2回に分けて仕込みを行います。
しかし、泡盛は麹や原料などを全て一度に仕込む「全麹仕込み」が行われます。
この「全麹仕込み」は、沖縄の温暖な気候風土に合っているので、独特の香りも生まれ、風味豊かな味わいに仕上がります。

泡盛の原料は、タイ米と黒麹のみ。
沖縄県内にある47あるメーカーの酒造所でも、同じものが使われています。
しかし、商品となった泡盛には、貯蔵温度や蒸留方法などによるメーカー独自のこだわりが表れます。
この違いを味わうのも、泡盛の楽しみとなっています。

泡盛は新酒と古酒に分けられる

泡盛は、新酒と古酒に大きく分けられます。

新酒は、蒸留して3年未満のもの。
日常的に水割りなどで飲まれています。

古酒は、3年以上寝かせたもの。
まろやかで甘い香りが特徴であり、ストレートで少しずつ味わいます。

また、泡盛は甕や貯蔵タンクではもちろん、瓶に詰めたままでも熟成するお酒。
様々な素材と合わせて、楽しむことができます。

飲み方としては、ストレートやロック、水割りはもちろん、カクテルにしても美味しく楽しめます。
バリエーションが幅広いので、食前酒・食中酒・食後酒まで、全て1本でまかなえるという世界でも珍しいお酒なのです。

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